過剰な価格競争

葬儀価格の変遷

様々なサービス業(葬儀社もサービス業)において、過去から現在に至るまで市場原理、安売り競争が少なかったのが葬儀だと思います。

これには、葬儀において価格を値切ると故人への冒涜になるでは、または恥ずかしい、それ以外に葬儀の経験が少なく価格の比較が出来なかった、急に慌てて電話をした葬儀社で決まってしまった。または、決められてしまったのなどのことによるものです。

確かに、葬儀社はその特殊性から価格競争の波には晒されていませんでした。これは、親戚やご近所大多数の人が集まるから恥ずかしい葬儀が出来ないといった事もあったのかも知れません。

現在においては、家族葬が主流になっています。これは、コロナの感染拡大の影響により加速化しています。

過去においては、1回の葬儀で100万円以上、場合によっては200万円をゆうに超える葬儀もありました。

これが、インターネット葬儀社の台頭により価格が明瞭化され、葬儀価格の詳細がネット上に公開され個々のサービスの価格が明示されるにつれ、葬儀価格の従来の半額以下になった事例もあります。

価格の持つ意味

このように、葬儀社が分散して価格の透明化が図られ一見良いことのようですが、あまりに表示価格のみが先行し、まるでスーパーのチラシのような安売り合戦が展開されています。

安い価格には必ず裏があり、通常考えられる、喪主様が希望している葬儀のイメージからは、ズレが生じその希望にかなった葬儀内容にすると表示価格とかけ離れたものになります。

先にも述べたように、規模は小さくても心を込めて故人をお見送りする事になると、少しでも立派にしてあげたいと考える人々も多くおられます。

家族葬いわゆる家族や近親者のみで行われる葬儀が、火葬のみで安いからといって行われる方はそんなに多くはおられません。

その証拠に後から派遣のお坊さんでもいいから、ということで僧侶を呼ばれる方も多くおられます。

『たくすお葬式』は、そんな方々小規模でもいいから心を込めて故人をお見送りしたいと思われる方に寄り添うサービスです。

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